3Dプリンターと個人情報保護

投稿者: | 2014年10月23日

3Dプリンターを利用したサービスがあります。

3Dプリンターと個人情報保護

製造業向けに開発された3Dプリンターですが、これを個人向けに応用したサービスです。最近では、高性能の3Dスキャナーと3Dプリンターを使い、個人の全身フィギュアを作るサービスまで登場しました。個人の全身フィギュアを作るサービス・・・最初に依頼者の全身の姿を3Dスキャナーで撮影します。続いて、撮影したデータをパソコンで加工・修正し質感を出します。次に、そのデータを3Dプリンターに送信して印刷を始めるのですが、フィギュアの材質は石膏パウダーでレーザー照射し、照射された部分だけが薄い層となって全身像を作りあげるのだそうです。印刷が終わるとフィギュアを取り出してつやを出すための液体接着剤をつけます。そして研磨し表面にワックスを塗ると出来上がりです。撮影してから約2か月で完成、価格は高さ15センチくらいのもので約5万円とのことでした。

個人情報保護の観点からは3Dスキャナーに取り込まれたデジタル情報とフィギュアとして物質化されたアナログ情報の両面からの管理が必要となってきます。特定の個人を識別できる情報として本人から本人固有の身体情報を入手して作成するのですから、個人情報の取り扱いについては本人の同意が必要になることはいうまでもありません。

医療分野を始めとして3Dプリンターの機能は様々な分野での応用が期待されています。今後新しいサービスが次々に登場してくることでしょう。