本の貸出しと個人情報保護

投稿者: | 2014年12月17日

本の貸出し 個人情報保護 図書館について。図書館が進化しています。貸出業務が無人化されつつあり、かつて図書館で本を借りるときは、返却時とは異なりスタッフのいる窓口に行って借りたい本と図書館カードと一緒に提示していました。スタッフは図書館カードのIDと本に付けられたバーコードを1冊ずつ読み取りひとりずつ応対していましたが、最近は貸し出す本にICタグをつけることによって貸出業務をスピーディーに行う図書館が増えてきています。

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図書館 個人情報保護

ICタグによる貸出システムは、一定の場所にICタグを読み取るリーダー、アンテナ、操作用パネルなどがセットされた自動貸出機が複数の場所に設置され、これに利用者が借りたい本を置いてタッチパネルを操作すれば処理が終わります。複数の本をリーダーにかけて一度に読み取ることができるので貸出事務の迅速化が可能となりました。最大10冊まで一括して読み取ることが可能だということです。利用者がかつてのように貸出しカウンターに並ぶことはもうありません。

個人情報保護の観点からは、自動貸出機で読み取る利用者情報の管理が必要になります。ICタグを装着したすべての本に関し、いつ・だれが・どんな本を・どれくらいの期間・借りて読んでいるのか、貸出と返却において特定の個人を識別できる情報を利用者IDで管理していることによるものです。

こうしたICタグを利用したシステムにより蔵書の点検作業も格段に速くなりました。本にハンディーターミナルをかざすだけで入庫日や過去の貸出し状況、予約状況が瞬時に分かり、もちろん貸出手続きの済ませていない本を持ちだそうとすると出口の所で警報のブザーが鳴ります。ICタグの利用により図書館が進化しているのです。