サッカーのスパイクと個人情報保護

投稿者: | 2015年2月3日

サッカー選手が履くスパイクもハイテク化が進み、ウェアラブルセンサーを搭載したものまで登場しています。選手の移動状況(走行範囲、走行距離など)に加え、心拍数や加速度などプレーヤーのパフォーマンスをスパイクに仕込んで把握することができます。これをもとに全選手のデータを集計することでチーム全体のパフォーマンスも把握できるということになります。

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ウェアラブルセンサーとは、常時身に着けるセンサーのことです。
応用例として電車に乗るときのことを考えてみましょう。電車に乗った個人のセンサーによる情報と各車両に設置されたセンサーに基づく情報を結びつけることにより、乗客が「混んでる車両から他の空いてる他の車両へ移る」という選択肢が生まれそうです。1つのセンサーによる情報が他のセンサーによる情報と結びついて付加価値が生まれるのです。

個人情報保護の観点からは、個人の活動記録を常時把握することができるため応用の方法よっては個人のライフログの保護が必要になります。個人のプライバシーに関わるデータの利用をどこまで認めるかということにもなってきます。

常時身に着けるウェアラブルセンサー、靴以外でも手首やベルト付近、メガネに装着する技術が先行して開発されていますが、個人ごとの情報の蓄積が社会インフラ(ライフライン、交通手段など)と結びつくことができれば、付加価値が生み出されて技術化が急速に進むといわれ、今後の実用化が期待されます。