患者情報の共有と個人情報保護

投稿者: | 2015年5月31日

患者の画像データや診察結果などを複数の病院で共有できるようになります。NTTドコモは今年の8月からスマートフォンを利用してクラウド上に置かれた患者のデータを医師や看護師が各病院でいつでも見られるようにし、治療方針の決定や診断に関するコメントのやり取りができるサービスを始めると発表しました。(平成26年7月6日・日経朝刊)

東京医科歯科大学病院や虎の門病院、東京慈恵会大学病院など当初は大きな15病院からスタートします。これを広く全国の病院に広げてMRI(磁気共鳴画像装置)やCT(断層撮影装置)などの画像データ、検査データを共有することでより多くの知見を集めるのがネライです。

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情報共有の範囲はあらかじめ限られていますが、共有する情報は患者の生の個人情報なのでより厳格な安全対策措置が要求されます。また患者の情報が漏れないように配慮して参加する病院数を増やすため、医師や看護師による取扱い方法にも一定のルール・歯止めが必要になります。

クラウドサービスを利用することで各病院に専用のサーバーを設置する必要はありません。導入コストを少なくしてかつ的確な治療に役立てることができるのです。
病院の垣根を越えて共有する情報システム、将来的には多くの病院が参加することで、ひとりの患者に対して複数の病院・医師が関与する時代がやってくるかもしれません。