健康診断と個人情報保護

投稿者: | 2015年7月23日

スポーツ、食欲、芸術の秋でありますが、健康診断の実施時期も比較的春に次いで秋が多いといわれています。最近では健康診断に対するニーズも多様化し、中にはエグゼグティブ層をはじめ健康志向が特に強いビジネスパーソン向けに、検査内容やサービスを充実させたものが登場しています。

自己負担額が増加してもワンランク上の高度な検査を望む方が増え、多くの人間ドッグでオプション検査が行われるようになりました。目で見て分かりやすい画像検査に関心を持ち、精密なCTやMRIなどを備えた高水準の検査を進んで受ける方が増えているということです。

健康診断 個人情報保護

健康診断の結果は日常取扱う個人情報の中ではポピュラーな機微情報です。国は企業に対して社員の健康情報管理を以下に掲げる内容を明確にして運用する旨の通達が公表されています。
「雇用管理に関する個人情報のうち健康情報を取扱うに当たっての留意事項」
1.健康情報の利用目的に関すること
2.健康情報に係る安全管理体制に関すること
3.健康情報を取扱う者及びその権限並びに取り扱う健康情報の範囲に関すること
4.健康情報の開示、訂正、追加又は削除の方法に関すること
5.健康情報の取扱いに関する苦情の処理に関すること
(平成16年10月26日厚生労働省労働基準局長通達)

病気の発見という本来の目的を超え、異常がないことの確認・自分が健康であることを確認するための健康診断も増えてきました。健康情報に対してはより丁寧により慎重に取扱うという主旨のもとで、より一層の安全管理策が要求されているのです。